コロナ禍の中10周年を迎えた「絵師100人展」視覚だけで他の感覚を刺激する絵師たちの凄さを堪能

投稿日: 2020年08月27日
「絵師100人展」マスコットキャラクターの百ちゃんと千ちゃん

 岡本鉄帽(てっぱち)です。暑いですねえ。前を歩く人の靴底が溶けてますよお。アスファルトに黒い足跡が点々と…。
 仕事は、今日もどこかで、明日もどこかで編集・ライター。アキバにいたらスポーツ報知の人に誘われ「エンタマ」コラム陣の末席に座らせていただきました。

 でもねえ最初の声掛けが「にいちゃん、いいガタイしてんねぇ」って地本(※)かと思いましたよ。
 「うち(報知)さぁ、新サイトつくるんだけど…そこで書いてみない?」「社員食堂で腹ぱんぱんに安くメシ食えるよぉ」の勧誘に「ああ、いいっすねぇ」とホイホイ釣られました。(言っとくけどタダじゃないからな!by編集長)

 さて、アキバに行った目的は「絵師100人展 10」(主催・産経新聞社、会期・8月8日~16日)。説明不要の言わずと知れたイベントですね。10周年おめでとうございます。

 第1回から通っていますが、はじめは「本気か!?産経!?」と。この手の企画を新聞社内で通そうとしたら担当者には相当の苦労と覚悟が必要だと思うんです。
 それが今年で10回目。本当に絵師や来場者の皆さまの応援があったからこそ続いているのでしょうね。

 テーマは日本的なものが多いので、描かれる絵にも和服などが多く登場するのですが、もうこれがタマランチ会長(古いオヤジギャグだよ!www by編集長)。目の濁った水晶体が美しい色彩で浄化されていくのを感じます。

 ところで、高校生の俳句や短歌などの分析研究によると色や光に関する表現が多く、五感の中でも視覚の鋭敏さが特筆されるとのこと。色の感覚が鋭い絵師の皆さまが俳句や短歌をつくったら、やはり色彩表現に特徴がでるのでしょうか。気になります。

展示作の中には昔さんざんプレイした美少女ゲームの原画家様の絵もありまして。ええ、本当にお世話になりました…。観た時に思わず「ああ尊い…尊い…」と拝んで、はずみのお念仏。はっ!としてうろたえました。

 中には、味覚や聴覚を刺激してくる絵もあるんです。「銀シャリ…食いてぇ」とヨダレが…じゅるる。はっ、いや、あの、絵の女の子に興奮しているわけ…も、ありますが!? 違う! そうじゃない!
 そう! 作品の中には「雨音がする…最近こんなきれいな雨音聞いてないなあ」と感じるものもあるんです。よし、軌道修正できた。
 視覚しか使わないはずの絵で、ここまで思い起こさせる表現ができる絵師の皆さまには感服します。

 今回の「絵師100人展 10」はコロナ禍での開催もあり、来場者数もどうなるか心配でしたが、同展公式ツイッターによると来年につなげることができたようです。次回のテーマはなんなのでしょうか。どういう作品が展示されるのでしょうか。閉幕したばかりですが、今から待ち遠しいですね。

 それにしても「食堂」とか「銀シャリ」とか書いていたら腹が減ってきました。くうくうおなかが…激減りなんだよ!ケバブ食って、サンボ行こう!牛皿!

※地本=自衛隊地方協力本部の略称。各地で自衛官の募集事務などを行う。2006年7月、自衛隊地方連絡部(地連)から改編。検索すると面白い。

◆岡本 鉄帽(おかもと・てっぱち) 66式。どっかの編集兼ライター。艦長はタイラー、隊長は後藤喜一、課長なら佐々木和男が好き。海の公務員を夢見て今は宝鐘の一味。